大江山で栽培されている主な農産物

大江山地域は、江南区の中でも園芸生産が盛んな地域で、野菜、切り花、果樹と多種多様な農産物が生産されています。

中でも、苺(越後姫)、葉菜類(ほうれん草、小松菜)、新鉄砲ユリ(ホワイト阿賀)、ブドウ(巨峰、キャンベル etc.)の6品目が主力となっています。特に、苺は、40年以上栽培されており、現在では苺づくりの老舗として、市場や消費者からの信頼も厚く、“苺” といえば “大江山”といった具合に代名詞ともなっています。

大江山地域で生産された越後姫は、濃厚で甘味と酸味のバランスが大変優れたおいしいと評判の逸品と言われています。
他にもおいしい野菜や果樹・綺麗な切り花もたくさんあることから、バラエティー豊かな農産物の宝庫といっても過言ではありません。

生産者の声

北山集落は、昔から花作りが盛んな地域です。

「ホワイト阿賀」の栽培農家 斎藤 俊一 さん

nouka_saito01 斎藤さんは、北山でホワイト阿賀を栽培して30年以上。
 ホワイト阿賀の栽培に取り組んだのは、それまで菊ばかり作っていたので、何か他のものもやろうとしたことがきっかけとのこと。
 生産者で組織された推進委員会の役員を務め、種苗の確保や球根の養成にも力を入れています。
「生産者独自で行えるのがよい。自分たちのやり方次第で、良くも悪くもなるから、責任もあります。」
   ホワイト阿賀は、連作障害が起きやすく期間を空けないと同じ畑では栽培できないところが大変なところ。その反面、球根の力が強いので、秋に切る作型では他品種よりも一回り以上小さい球根でも花付きが良く、病気にも強いところが魅力だそうです。

ホワイト阿賀とは…

新潟市の大河、阿賀野川の河畔で生まれ育ち、新潟市の食と花の銘産品第1号の「ホワイト阿賀」は、阿賀に咲く白の貴婦人として親しまれています。

~ホワイト阿賀の魅力~
① 花はボリュームがありバランスがよい
② 葉は濃緑色でつやがある
③ 花持ちがよい
④ 出荷時期が長い

7月から10月にかけて出荷される新テッポウユリ「ホワイト阿賀」

7月から10月にかけて出荷される
新テッポウユリ「ホワイト阿賀」

一粒一粒、心を込めて栽培されている越後姫。
言葉では、語れない味、ぜひ味わってみてください。

「越後姫」の栽培農家 清野 長栄さん

nouka_seino02松山地区で越後姫の栽培を行っている清野長栄さんは、代々続くいちご農家で、20歳から農業を始め今年で54年目を迎えるベテランです。
越後姫を栽培する上でこだわっていることは、苗作りです。
苗の出来次第で収量や品質も変わってくるから手が抜けず、手をかけた分だけいちごの品質もよくなります。
2月頃の越後姫は初物と言われ、昔から旬の農産物を食すと健康になると言われています。
ぜひ、旬の越後姫を食べてほしいとのことです。

越後姫とは…

越後姫は新潟生まれ。寒い冬・少ない日照といった新潟の冬季間の気象に適するよう選抜された品種で、収量が多いこと、食味と香りがよいことなど厳しい選抜条件をクリアして生まれた地域ブランドです。
芳醇な香りとやわらかな硬すぎない果肉、じっくり熟した口いっぱいに広がる甘さが特長です。

越後姫

平成8年に生まれた
新潟ブランドいちご「越後姫」

JA新潟市ほほえみ産直広場 大淵直売所

大江山連絡所の前にある「JA新潟市ほほえみ産直広場 大淵直売所」では月曜日~土曜日に地元の新鮮な野菜を買うことができます。
大江山地区の農家が発起人となって地域に先がけて開設し、20年が経過しています。
開設以来、青果物の仕入れはせずに地元産の旬の野菜・果物、農産加工品、切り花を販売している直売所です。
また、店では春はいちごフェア、夏はお盆市にてお盆花の売り出し、秋は感謝祭にてくじ引等のイベントを開催しています。
中でも春の越後姫が大淵直売所の代名詞です。
すぐ近くのハウスで採れた、もぎたての越後姫を販売しております。
2月中旬頃から6月頃までが越後姫の出荷時期です。
詳しくは店舗まで問い合わせてみて下さい。

大淵直売所の外観です。昔は農協の米倉庫でした。

大淵直売所の外観です。
昔は農協の米倉庫でした。

いちごフェアの写真です。
先着で試食もあります。

11月初旬頃の売り場の写真です。旬の白菜・キャベツ・ニンジン・さわし柿などが並んでいます。

11月初旬頃の売り場の写真です。旬の白菜・キャベツ・ニンジン・さわし柿などが並んでいます。

営業日
月曜から土曜まで営業(日曜定休) お盆、年末年始休業有り
営業時間
10:00~13:30
住所
〒950-0105 新潟市江南区大淵11
TEL
090-5507-7243 (店舗電話)