寺院
地区内には10の寺院が点在しており、そのうち松山の真光寺境内にある太子堂(六角堂)は、市の有形文化財に指定されています。
林徳寺(真宗本願寺派)
江口地区にある寺で、歴史は古く開基は安土・桃山時代とされ、江戸中期に現在地に移転したとされています。
本尊は「阿弥陀如来」です。
境内に松尾芭蕉の新旧の句碑が建立されています。
宝泉寺(曹洞宗)
江口地区にあり、江戸初期に横越沢海の大栄寺の末寺として開創されました。
本尊は「釈迦牟尼仏」です。
東陽寺(曹洞宗)
大淵地区にある寺で、歴史は古く、150年間高森村(現豊栄市)にあったが、水害を避けて1598年に現在の地に移ったとされます。 観音石仏の霊場としても知られています。
本尊は「釈迦牟尼仏」です。
金照寺(真宗本願寺派)
大淵地区にある寺で、1593年に京都方面からの布教僧が、当地に庵を結んで開山となったといわれています。
気根をもった珍しいイチョウの木があります。
本尊は「阿弥陀仏」です。
本興寺(曹洞宗)
大淵地区にある寺で、歴史は古く、開基は1469年で、本堂と禅堂を結ぶ回廊をもっています。
本尊は「釈迦牟尼如来」です。 敷地内には保育園も有しています。
本傳寺(日蓮宗)
大淵地区にある寺で、室町時代に開設されたといわています。
本尊は「釈迦牟尼仏」です。
西照寺(曹洞宗)
西野地区にある寺で、古老の言い伝えによると、文政年間(1818~30)洞岳貞仙尼の開基で十王庵と称し、大淵にある東陽寺の末庵でしたが、昭和28年紫雲山西照寺と改め寺院を創立しました。
本尊は「阿弥陀如来」です。
真光寺(真宗大谷派)
松山地区にある寺で、開基は古く室町時代に高森村(現豊栄市)に極楽寺を建立したのが開基という。
1633年に現在地に移りました。
境内には、鐘楼・経堂・六角堂などがあり、六角堂は市指定有形文化財です。
本尊は「阿弥陀如来」です。
了應寺(真宗本願寺派)
茗荷谷地区にある寺で、1715年開基によるもので、現三条市の西福寺内にありましたが、大正4年(1915)に当地に移転しました。
本尊は「阿弥陀如来」です。
誓岸寺(真宗本願寺派)
北山地区にある寺で、1583年に現白根市に玄証寺と称したのが開基といわれます。
その後、1658年に当地に移転し、今の寺号に改められました。
本尊は「阿弥陀如来」です。